日本政府は10日、2011年版の『自殺対策白書』閣議決定した。『白書』によると、2010年の日本の自殺者は3万1690人で、13年連続で3万人を超えた。
自殺の原因は「健康問題」が最多で、その次には「経済・生活問題」となっている。
男性は前年比1189人減の2万2283人、女性は34人増の9407人だった。40才から60才代の男性が約4割を占めた。職業別から見ると、「無職」が61.9%となっている。
『白書』では、東日本大震災の被災者への心のケアが日本政府の課題であるとも強調された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月11日