東アジアを着眼点とし、共同発展を目指す
百年前は立ち遅れた弱国だった中国は、今や豊かで強い国になった。これは東アジアの地域協力及びグローバルガバナンスの新たなグローバル化を推進している。一帯一路を始めとするイニシアチブとプランは、アジア・欧州・アフリカなどの諸国による、陸・海共同発展の実現をけん引している。
日本の近年の国家戦略モデルチェンジは、近代以降の西側諸国の強権政治の論理に根ざしており、「海権」を確立することで「海で陸を制する」効果を発揮しようとしている。これは「新型国際関係」の発展の流れに合致しない。中国の台頭は不可避という現実に直面した日本が考えるべきことは、東アジア陸・海協調という長い歴史の脈絡と結びつけ、中日の戦略的連携を求め、共に東アジア経済共同体及び地域を跨ぐグローバルネットワークを構築することだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月26日