中国の輸出製品の構造の最適化を図り、低付加価値・低技術レベル製品の輸出を抑え、加工貿易のモデルチェンジを促し、対外貿易成長パターンの転換を実現するため、商務部は2007年12月21日、税関総署と共同で2007年第110号公告を発布し、新加工貿易リストを公表した。リストは589品目の製品に及んでいる。
このリストの禁止製品は、主に動物製品、植物製品、動植物油脂、食品、飲み物、鉱物製品、化学製品、プラスチック及びその製品、鉄鋼及びその製品、アルミニウム製品となっている。また、いくつかの絶滅に瀕している動植物成分を含有する製品も禁止の対象となっており、皮革製品、動物の毛及びその織物、靴、長靴類、アクセサリー、眼鏡、時計などがそれである。
今回の禁止類製品リストの発表は、主に輸出商品構造の最適化を図ることがその主な目的であるとされ、移行期間などについても規定されている。
全般的に見れば、新加工貿易リストは、企業の技術のレベルアップ、製品の付加価値の向上を促し、加工貿易のモデルチェンジを進め、加工貿易の持続的かつ健全な発展を実現する上で、積極的な役割を果たすと見られている。
「チャイナネット」2007年12月25日 |