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2008年の中国経済に関する10の予測(6)
発信時間: 2008-01-11 | チャイナネット

ポイント10:通貨政策の引き締めが強化され、様々な手段による通貨流動性の回収が行われる

経済の過熱を抑制し、インフレ、資産価格バブルなどの金融リスクを未然に防ぐために、中国は2008年に引き締め通貨政策を取る方針だ。通貨政策の実施では、先導性や主動性が維持され、先行調整と微調整がいっそう重視されるようになると見られる。

2008年の金利調整では、国内の経済運営をよりどころに、中米金利差の意識に左右されず、必要に応じて独自に金利引き上げを行い、マイナス金利を解消して、金利水準を絶えず合理的なレベルに近づけるようにすべきである。

当面の状況を見ると、中国にとって人民元高はデメリットメリットのほうが大きい。産業構造や貿易構造の最適化やグレートアップされるだろうが、対外的には輸入コストの低減になり、国内企業のより多くの国外技術や設備、資源を導入し、海外進出を加速する。また対内的には、輸出の敷居が高くなり、国内の立ち後れた生産能力が輸出によって生き残る空間が狭まるだろう。

政府は人民元為替レートの弾力性を高め、人民元対ドル為替レートの変動幅を適度に拡大し、人民元対ドルの切り上げを実現させるだけでなく、人民元の通貨バスケットの実質為替レートの小幅切り上げをも実現させるべきである。

「チャイナネット」2008年1月11日

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