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中国、今年初めてインド最大の貿易相手国に |
発信時間: 2008-10-08 | チャイナネット |
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今年、中国とアジア諸国間の経済貿易協力は依然として望ましい発展のすう勢を保っている。商務部アジア司の呂克司長は7日、インタビューを受けた際、中国は今年初めてインドにとって最大の貿易相手国になる見込みであると語った。 昨年以来、中国ととインド、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、イラン、キプロス及びモルジブなどとの二国間貿易はいずれも30%を上回る急速な伸びを示している。中国のアジア諸国の対外貿易におけるウェートが上昇し、二国間経済往来はさらに緊密化している。 今年に入って以来、米サブプライムローン問題による影響が拡大し、世界経済のマイナス要因は増大している。アジア地域の長期にわたる高度経済成長で多くの矛盾と経済リスクが山積しており、高インフレと過剰流動性問題は短期間に効果的に抑えることは難しい。原油価格、食料価格の高騰と高インフレとの連動作用により、アジアのインフレ率は先進諸国の2~3倍に上がっている。中国、日本など少数の経済体を除き、アジア通貨はドルに対して大幅に下落した。インド、韓国、ベトナムなどの貿易赤字は激増し、フィリピン、タイの経常収支における黒字は大きく縮小している。それにもかかわらず、アジア経済のファンダメンタルズは依然として良好なもので、アジア経済は全般的に引き続き成長傾向を保っている、と見られている。 現在、中国はすでに米国を抜き日本にとって最大の貿易相手となっており、また、韓国にとって最大の貿易相手、最大の輸出市場、最大の輸入先国ともなっている。 「チャイナネット」2008年10月8日 |
· 東アジア協力の新時代(1)経済・貿易・投資で唇と歯のような関係
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