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世界先進水準に 急速に発展する中国の高速鉄道 |
発信時間: 2009-10-09 | チャイナネット |
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▽縦横に広がる中国鉄道網 京津高速鉄道の後を受けて、計画段階にある旅客専用路線プロジェクトの多くが、国土を縦横に結ぶ8つの路線「四縦四横」を重点として建設をスタートした。「四縦」とは、北京を中心に北京-上海、北京-香港、北京-哈爾濱(ハルビン)を結ぶ各路線と南東沿海地域を縦走する杭州-深セン路線とを指し、「四横」とは、青島-太原、徐州-蘭州、南京-成都、杭州-昆明を結ぶ各路線を指す。 2012年には旅客専用路線と都市間鉄道の運営距離は1万3千キロに達する見込みで、うち時速300キロから350キロの区間が8千キロ、200キロから250キロの区間が5千キロに上るとみられる。旅客駅804カ所も新たに開設される予定で、中国鉄道の発展を制約してきたボトルネックが基本的に解消する見込みだ。 四縦四横の8路線により、東部、中部、中西部のほとんどの都市が鉄道整備計画に組み込まれて東西南北の大動脈が形成されるだけでなく、環渤海湾地域、長江デルタ地域、珠江デルタ地域という3つの都市圏をもカバーした一大軌道交通網が形成されることになる。 中華人民共和国の建国以来、最大の投資規模、最高の技術レベルを誇り、総延長は1318キロに達する京滬高速鉄道がまもなく運行をスタートする。この世界の鉄道発展史の中で最長となる高速鉄道の誕生により、中国高速鉄道はまた一段階レベルアップすることになる。 「総合交通網中長期発展計画」によると、2020年の高速鉄道の総延長は1万8千キロに達し、世界の高速鉄道の総延長の半分以上を占めるようになる見込みだ。 「人民網日本語版」2009年10月9日 |
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