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今後10年の中国経済に関する10の予想(2)
発信時間: 2009-10-10 | チャイナネット

 

動向その2:新エネルギーは中国が自動車大国となり、中低級自動車市場で世界有名ブランドを築き上げるのに貢献する

今後10年の中国経済に関する10の予想(2)

2020年には、中国の自動車保有台数がなお米国に大きく劣り、1000人当たりの自動車保有台数も世界平均水準に及ばない。

自動車市場の急成長がエネルギーと環境保全に圧力をもたらしたことにより、中国の新エネルギー自動車の発展は促進され、中国自動車産業と世界自動車強国のギャップが縮まるきっかけとなる可能性が高い。

過去10年、中国の自動車生産と自動車市場はGDP成長率の2倍近くの速度で成長しており、個人消費は中国自動車市場の急成長の最大の原動力となっている。10年後、都市部では自動車が現在のカラーテレビと同じように普及し、都市部住民の日常生活に欠かせないものとなる。大都市の家庭は一般的に2台以上の自動車を保有するようになり、農村地区にも普及し始め、軽トラックやピックアップトラック、オフロード車など交通手段としてだけでなく生産手段としても使用できる車種が農村部市場で活躍することになる。

中国の新車販売の市場規模が米国を上回る日は予想より早く、2015年となる見通し。2020年には中国の年間自動車生産台数は2000万台を超え、今年の2倍となる。また、自動車保有台数は1億8500万台に達し、米国に次ぐ自動車市場となる。

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