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外匯局:米ドルはなお主要な準備通貨
発信時間: 2009-12-07 | チャイナネット

 

国家外匯管理局は4日発表した「外貨管理概覧」の外貨準備管理に関する部分の中で、米ドルは引き続き主要な準備通貨であるとの見方を示すとともに、通貨配分の多元化を適切に進めて、国の外貨経営管理ニーズに応じることが必要との見方を示した。「広州日報」が伝えた。

同概覧によると、現在、中国の外貨準備資産には米ドル、ユーロ、日本円などさまざまな通貨があり、主要な先進経済体や新興経済体の政府系、機関系、企業系のさまざまな金融商品に投資されている。投資対象を多元化し、さまざまな通貨や資産の長所を取って短所を補い、バランスをはかることで大きな効果が得られる。

同局はまた、米ドルの主要な国際的準備通貨として地位が短期間で根本的に変わることはない、との見方を示す。

「人民網日本語版」2009年12月7日

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