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工商銀行・建設銀行 ベトナム支店開設へ
発信時間: 2009-12-14 | チャイナネット

中国建設銀行と中国工商銀行は11日、ベトナム国家銀行(中央銀行)が発行した経営許可証を取得したことを明らかにした。ベトナム側が大陸部銀行のベトナム営業機関の設置を承認したのは今回が初めてのケース。両銀行のベトナム支店は、ホーチミン市とハノイ市とにそれぞれ設置される予定だ。

両銀行によると、ベトナムの監督管理部門は外資系銀行の参入に慎重で、参入を希望する外資行の総合的な実力を全面的に検討するだけでなく、参入によってベトナム経済にどれくらい貢献できるかを慎重に考慮するという。

ベトナム国家銀行の承認を受けて、建設銀行のホーチミン支店では、預金、資金貸付、国内・海外での決済、資金取引、貿易融資などの各業務を取り扱う。

この1カ月間に、両銀行は今回のベトナム2支店と工商銀が11月に設置したばかりのマレーシア支店とを合わせ、東南アジア方面に3つの支店を設置した。これに先だって、工商銀はインドネシアのハリム銀行を買収し、名称を「中国工商銀行インドネシア有限公司」と改めたほか、タイでも買収活動を行っている。

「人民網日本語版」2009年12月14日

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