各大都市の中古住宅の動向
上海:中古住宅の所有者が限界に 物件の価格交渉幅は10%
市場はまだ不動産新政策の細則が実施されるのを待っいる段階で、新築住宅価格に大きな下落の兆しは現れていない。データによると、現在の上海の新築分譲住宅の平均価格は今年の春節時の水準と同じである。それに反し、中古住宅の下落速度は新築住宅を大きく上回り、一部物件の価格は1年前の水準まで下落している。
南京:中古住宅の成約数が激減 10万元値切っても成約
南京の不動産データによると、5月1日から15日まで、南京の中古住宅の成約件数は2011件に達した。しかし新政策が打ち出される前の4月は成約数が非常に多く、4月1日から15日の成約件数は4431件で、5月前半の南京の中古住宅成約件数は54.6%減少したことになる。業界関係者は、中古住宅の成約数激減している今、住宅購入者にとって、値切る絶好の時期だと話す。
北京:中古住宅の成約数が8%減
発売から1週間が経ったが、まだ1件も売れていない。ただ物件販売所で販売するためにあれこれ苦労しただけだ。しかもこういった状況になっているのは1カ所だけでなく30カ所もあり、3月に予約販売の許可を得た物件の半数を占めている。
しかし、市場における様子見ムードと成約数の大幅低下は、成約価格の大幅な下落につながっていない。