▽2001年12月
中国は世界貿易機関(WTO)に加盟した。
▽2003年
米国のチャールズ・シューマー上院議員が、初めて米議会に人民元レートの問題を提起した。
▽2004年
中国銀行が外貨業務を独占していた時代は過去のものとなり、他の金融機関が外貨取引に従事することが認められた。
▽2005年7月21日
中国は人民元為替レート形成メカニズム改革をスタートさせ、市場の需給を基礎とし、通貨バスケットを参考にして調整を行う、管理された変動相場制を実施した。人民元レートはもはや米ドルだけに着目するのではなく、より弾力性に富んだ人民元レートメカニズムを形成しており、レートは2.1%上昇した。
▽2006年
米国の対中貿易赤字が上昇して2330億ドルという記録をうち立てると、2人の上院議員が議会に、中国が人民元の切り上げを認めないのであれば、中国からの輸入商品に重い関税をかけるべきだと提起した。
▽2007年
米ドルの対人民元レートスポットレートの変動幅が0.5%に拡大した。