▽2008年
人民元は05年の制度改革から累計19%上昇したが、金融危機の影響を受けて、上昇の勢いは止まった。
人民銀は韓国、マレーシア、インドネシア、香港、ベラルーシ、アルゼンチンと通貨互換協定を結んだ。
▽2009年
人民元は引き続き経常項目でしか自由に両替ができない。国は資本の海外での流動が金融システムに衝撃を与えることを懸念しており、このため資本項目では両替には引き続き制限を設けている。人民元が完全に自由な両替という目標を達成するのは、まだ遙かに遠い未来のこととなる見込みだ。
▽2010年6月19日
人民銀は人民元レート形成メカニズムの改革を一層推進し、人民元レートの弾力性を高めることを決定した。
「人民網日本語版」2010年6月25日