ユーロが値を下げ続けるのに伴い、今年は夏休みの欧州ツアーが急速に人気を集めている。長江デルタ地域の複数の旅行社によると、今年の欧州ツアーは参加者が申し込みをする時期が例年より1カ月ほど早いだけでなく、8月末までのツアーは基本的にどれも満員だという。特に買い物を中心にしたツアーは申し込みが難しいほどの人気だという。「国際金融報」が伝えた。
携程旅行網などの旅行サイトによると、国内旅行や短距離旅行に比べて、欧州旅行の料金は引き続き高い。団体での観光時間や待遇などによって、最も安い団体ツアーでも一人あたり1万2500元を下回ることはない。浙江国旅集団市場部門の陳欣安総監によると、たとえばドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、オーストリア、イタリア10日間ツアーの料金は一人あたり1万4500元、4つ星ホテルに泊まる英国、フランス、イタリア、スイス12日間ツアーは一人あたり1万7千元で、いずれも6月の料金より10%以上高い。7-8月になれば、さらに値上がりが予想されるという。