一人当たりの所得は米国や日本に遥かに及ばない
米「シカゴ・トリビューン」紙によると、世界2位の経済体に躍進したことは、中国経済の三十年らいの急成長の結果である。30年らいの発展は数千万人を貧困から脱げ出させた。30年も続いた経済の急成長により、中国の経済力は2005年にイギリスとフランス、2007年にドイツを越えた。国際舞台で中国は政治的影響力を大いに強め、「中国は、先進国や発展途上の大国からなるG20の重要なメンバーのひとつとなっている。しかし、GDPで日本を上回ったことを誇りとする中国も、一人当たりの年間所得はわずか3800ドルで、米国や日本のそれに遥かに及ばない。
経済の発展は環境保全と共に
経済発展の成果を認めると同時に、外国のメディアは「中国は経済発展の中で、環境保全をより重視すべきだ」という注文をつけている。
アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」紙は、「この夏に発生したいくつかの工業安全や環境面の事故は、中国経済の急成長を妨げることはないが、『中国は経済発展のペースを保つと同時、環境へのマイナスの影響を減らし、人々の安全を確保すべきである』としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月1日