北京で開かれていた第33回世界「海の平和」会議が4日、「北京宣言」を発表して閉幕した。
「北京宣言」は、気候と海洋の変化などが人間の平和と幸せにもたらしている脅威に関心を寄せるよう呼びかけるとともに、「沿海地域の生態系破壊による影響は、社会の階層によって異なるが、経済的弱者などが特に被害を受ける傾向がある」と指摘している。
この会議は、「海洋、気候変動及び持続可能な開発に関する国際会議:海洋と沿岸都市の課題」というテーマを掲げ、3日から北京で開催された。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年9月5日