日本はここ数年、関連法を改正し、外国人が日本で不動産を購入する際には何の規制もなくなった。それにかつては申請が先だったが、今はあとでの申請が可能だ。そのため日本の会社で働く外国人もローンで不動産を購入でき、契約社員やアルバイトの外国人でさえも、ローンで家を買っている人は少なくない。在留ビザと納税記録さえあれば住宅ローンは申請できる。
日本の不動産市場が再スタートしたことで、外国人に対する不動産購入の条件や手続きが緩和し、外国人を専門にした不動産仲介のサービスも登場するなど、在日華僑や華人の不動産購入の意欲はどんどん高まっている。
それに今の日本の不動産価格は、過去のバブル絶頂や今の加熱する中国不動産市場と比べてもそれほど高くはない。
リスクに注意
日本社会は今、バブル経済がもたらした後遺症の高いコストを払っており、使われなくなった家は新しい主の購入を望んでいる。しかし中国国内の不動産転がしをする人たちは、日本で再び土地転がしが起こる可能性は少なく、リスクもあると考えている。それより日本を旅行した時に落ち着く場所として不動産を購入するのはいいだろう。それは日本の住宅の質は悪くないからだ。
中国人が日本で家を買うときには、信用できる不動産会社か弁護士を通して購入したほうがいい。こうした方法を取ると余計な出費になるが、安全は確保できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年10月18日