第17回アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合が17日、日本の京都で開かれた。12カ国の財務相と国際通貨基金、世界銀行、アジア開発銀行など国際金融機関の責任者がこれに参加した。
会議は、「各国は景気回復の勢いを一層強固なものにすると同時に、構造調整の度合いを拡大し、ニーズと成長の潜在力を確実に高めていく必要がある。と同時に、各国は財政管理を強化し、財政の持続可能性を保ち、インフラ整備、中小企業及びグリーン成長に対する資金的サポートを拡大していく」ことを強調した。
会議はまた、APEC財務省合同声明を採択し、APEC非公式首脳会議に提出する『成長戦略とファイナンスに関する京都成長リポート』を審議した。
なお、第18回APEC財務省会議は2011年、アメリカのハワイで開かれるということだ。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年11月6日