中国民用航空局の李家祥局長は24日、国務院新聞弁公室で行われた記者会見で「今年1月、中国航空産業の旅客輸送量は前年同月比16.8%増加し、貨物・郵便の輸送量は同10.1%増加し、産業全体の利益は同611.4%増加の34億元に上り、同月の過去最高の水準に達した」と述べた。
李局長によると、第11次五カ年計画(2006-10年、十一五)期間に中国民用航空のリスク対抗力が著しく高まった。世界の民用航空産業の中で、中国は復興が最も早く、成長が最も速く、かつ利益が最も好調だった。特に2010年は利益が437億元に達して、過去最高を更新した。うち航空会社の利益は351億元で、世界の航空会社の利益全体の60%を占めた。
安全水準をみると、十一五期間に民用航空の輸送の飛行時間は累計2036万時間に達して第10次五カ年計画(2001-05年、十五)期間に比べて95%増加し、飛行回数は976万回で同81%増加した。飛行回数100万回あたりの重大事故発生率は0.1%にとどまり、世界平均の約5分の1だった。1億人キロあたりの死亡率は0.003人で、世界平均の約3分の1となった。