北京では近年、郊外の順義区に別荘を購入する富裕層が増え、この地域は富裕層が有機農場を争って開拓する場所にもなっている。
広い面積を有する「幸福園」は投資家に多くの温室とハウスを提供し、有機飼料を使って鶏やアヒル、豚が飼育されている。農場は一般的にテニスコートと同じくらいの広さで、8カ月の賃貸料と管理費は少なくとも8万元だ。
農園を保有する楊丁さんによると、農場を借りてお金を払い管理を頼む中国の裕福層にとって、これは大した額ではない。楊さんは、「北京で有機栽培や養殖を行うのは自分で食べるためで、彼らは土地がもっと安い農業都市で大農場を買って儲ける。有機農業のコストは高いが、富裕層は投資する価値があることを知っている」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月5日