▽大学生のレンタル事情
最近、「買うよりも人に借りた方がいい、人に借りるよりもレンタルした方がもっといい」という言葉を耳にする。大学生を中心とする若い「レンタル族」もいたるところで見受けられる。山東省出身の徐さんは、単身北京で暮らしている。「こっちで生活するうちに、お金に細かくなりました。大学時代は物を買うとき、よく新品を購入していましたが、一回使っただけで使わなくなった物も多いです。計算してみると、ずいぶん無駄なお金を使っていました。今は、必要なものがあるときはまず、レンタルできないか考えるんです」。
徐さんは今どきの「レンタル事情」を語ってくれた。就職面接に行くスーツもレンタル、家のテレビもレンタル、遊びに行くときの一眼レフカメラもレンタル、スポーツジムの会員カードもレンタル、部屋の中でじゃれる子犬もレンタル、結婚式の介添え人までレンタル、、、。
80年代生まれ、90年代生まれの若者は新しい物好きであり、倹約家だ。「レンタル生活」は彼らにとって経済的負担がなく、気軽で自由なライフスタイルなのだ。