▽レンタカーが中国で流行
中国ではここ数年、運転免許を取得する人が増加しつつあるが、ほとんどの人は車を持たないペーパードライバーだ。これらの人は多くが若者で、レンタカー利用者の主力として、レンタカー業界の急速な発展を後押ししている。
北京浩洋正業汽車銷售服務有限公司の張経理は、「レンタカーはかつて、今ほど流行していませんでした。知名度も低かったんです。レンタカーは国外の影響で1998年以降徐々に広まりました。1990年の北京アジア競技大会のとき、外国人に『Rent car』と言われ、タクシーと勘違いして派遣したところ、後でレンタカーを要求していたことがわかった、という笑い話もあるほどです」と述べる。
張経理はまた、「今は車の維持費も高く、さらにナンバー別通行規制、購入規制などもある。ますます多くの若者が安くて便利なレンタカーを選び始めています。我々も西側諸国のレンタカーの概念を学びつつ、実情に適した発展の道を探し、優秀なレンタカー会社に成長するべく努力しています」と述べる。
「人民網日本語版」2011年6月24日