新しい合弁会社は、中国で食肉用ニワトリ、養豚と肉類加工などの業務を手がける。
三菱商事などの日本企業3社が中糧集団持株会社の株式の取得により、中国食肉市場への進出を図っている。伊藤ハムは日本の大型家畜養殖・食肉加工企業であり、中国の消費者にあまり知られていない米久株式会社も日本で食肉加工業を手がけてきた企業である。
三菱は鉄鋼、鉱物、機械などの分野での影響力で中国でよく知られている。実際、三菱は食品生産・加工分野においても日本で大きな影響力をもつ。食品部門には食品開発部、穀類・油糧部、飼料部、砂糖部など7つの管理部門がある。三菱商社直接投資の鳥養殖産業関連の企業として日本農場、日本食肉用ニワトリと房総食肉用ニワトリなどの企業があげられる。同時に茨城県と兵庫県、香川県の食肉用ニワトリの関連企業にも出資している。