また、商務部のデータによると、6月26日時点、中国の豚肉価格はすでに10週連続の上昇となっている。
昨年中ごろの物価水準が低かったため、タイムラグ要因が大きくなっている。5月の中国のCPIは前年同期比で5.5%の上昇となっているが、仮に6月の物価水準が前月比で横ばいとなっても、CPIの前年同期比上昇幅は6%以上となる。
中金公司が発表した研究報告では、6月は多くの食品価格が上昇しており、青果類価格が前月比で大幅に低下したものの、非食品価格は前月比で横ばいあるいは小幅上昇となっている。総合的に考慮した結果、6月のCPIは前年同期比で約6.2%になると予想される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月4日