唯一の活路は附加価値の向上
中国の製造企業は貿易と国内販売の「板挟み」という状況に直面している。中国の製品は附加価値が高くなく、世界産業チェーンの端にある。中国は世界の工場だが、世界レベルの工場ではない。中国は製品のイメージと質を高める必要がある。
復旦大学管理学院の郁義鴻教授もまた、「低コスト、価格戦、過当競争は中国の製造業がここ数年歩んできた道だが、長期的に見れば、コストの抑制は中国の製造業の発展に最も潜在力と将来性を持たせるやり方ではなく、イノベーションを図り、より多くの資金を投じて附加価値を高めることこそが聡明な方法だ」との見解を示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月15日