中国で消極的な日系ブランド 危機に陥るか

中国で消極的な日系ブランド 危機に陥るか。 トヨタ自動車は今年上半期、世界トップの座を失った。3月に起きた東日本大震災の影響のほか、リコールによるイメージダウン、既存の有力製品に依存し手を加えるだけでニューモデルが登場しないこと、北米市場を重んじて中国市場に重視していないことなどが原因で、日系自動車は一斉に危機に陥る可能性もある…

タグ: 日系ブランド トヨタ ホンダ GM 中国市場 販売数   

発信時間: 2011-08-23 15:34:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

GMは今年に入って良好な成長ぶりを見せている。同社は1~7月、中国市場で前年同期比5.3%増の140万台を売上げ、米国市場では同15.6%増の147万7000台を売り上げた。昨年を見ると、トヨタの販売台数は841万8000台でGMより2万台多く、まだトップの座を維持していた。ところが今年上半期、GMはトヨタより80万台以上多く売上げ、6年で最大となる差をつけた。トヨタが短期間でGMに追いつくのはたやすいことではない。

そのほか、ホンダも世界中で大規模リコールをする事態に直面。ホンダは8月8日、中国市場の約76万台を含む249万台を世界でリコールすると発表した。約250万台という規模は、同社の昨年の世界販売台数の70%に上る。また、中国市場でリコールする76万台は、昨年の中国での販売台数64万台を上回る規模だ。

日系自動車メーカーで大規模リコールが立て続けに発生したことで、業界ではその危機が議論されている。アンケート調査によると、回答者の29%が「ブランドのイメージダウンによる消費者の評価低下」は日系自動車メーカーが直面する最大の危機だと見ている。

 

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