その次に大きい危機はライバルによる巨大な圧力だ。回答者の28%が「欧米や韓国系のブランドに市場シェアを奪われていることは、日系自動車が直面する問題」と見ている。
また、日系自動車の販売台数が全体的に減少し、企業が誤った市場戦略をしたことも指摘された。回答者の19%が、日系自動車が北米市場を過度に重んじ、中国市場を重視しなかったことが戦略の決定を遅らせ、ここ数年の中国市場のチャンスを手にできなかったと考える。
消費者の55%は日系ブランドを選ばないとしているが、日系ブランドを選ぶ人はまだ45%いる。ここから、経済的で実用的な日系自動車は、中国にまだ大きな市場余地があることがわかる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年8月23日