HSBC中国区チーフエコノミストの屈宏斌氏は、サービス業PMIが史上最低となったのは、中国政府の不動産市場調整と金融引き締めなどの関連政策が効果を発揮したことを反映するものだとしている。
住宅ローンのレバレッジ率が低いことからも、当面中国の不動産市場が崩壊する危険性はない。同時に、住民消費支出に依然としてポテンシャルがあること、金融引き締め政策が終息に近づいていることを考慮すると、中国サービス業の成長は鈍化することがあっても、大幅に低下することはないと分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月7日