中国に第2のジョブズは生れるか?

中国に第2のジョブズは生れるか?。

タグ: アップル社 スティーブ・ジョブズ 

発信時間: 2011-09-08 10:15:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国はあらゆる可能性に満ち溢れた国として、常に挑戦者たちを受け入れてきた。爆発的な進展を見せるインターネット・ビジネスの現状は、150年前のカリフォルニア・ゴールドラッシュになぞらえて形容されることが多い。米国は、「アメリカン・ドリーム」を夢見る者に対し、常に門戸を開き、誰でもチャレンジできるシステムを作り上げている。それとは対照的に、中国では、リスクを犯してまで挑戦しようとする企業家の気概に欠け、創造的・革新的な経営をやりたがらないムードが漂っている。常に国外の企業のイノベーションを模倣しているだけである。

先だって、米国の中華街でこんな事件が発生した:葬祭業を営む店に、ベンツやポルシェのマークを付けた紙製の自動車模型が売られていた。中国人であれば、これらが副葬品であり、死後の世界で使用するため、火葬のときに遺体と一緒に燃やされる民族文化の形態に過ぎないことは一目で分かるだろう。だが、この「副葬品」のお陰で、葬祭店の店主は警察に御用となる惨事を蒙っている。この紙製の自動車模型を商標権侵害行為と見なした米国警察によって、葬祭店の店主は逮捕されたのである。

中国人からすると「たかが副葬品に何て大げさな…」と思うだろう。だがこれは、知的財産権の保護強化が国外で如何に進んでいるかを見せつけられた事件であった。中国では知的財産権を保護するシステムが整っていないため、海賊版や模倣品が至るところで目につく。

低リスク・高収益の投資がイノベーション創出意欲を削ぐ

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