中国に第2のジョブズは生れるか?

中国に第2のジョブズは生れるか?。

タグ: アップル社 スティーブ・ジョブズ 

発信時間: 2011-09-08 10:15:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

暴利を貪る不動産業により、薄利な商売である製造企業のモチベーションは否応なく下がり、中国の製造業の優位性が徐々に失われている。これは、不動産業の莫大な収益は、製造業から搾取した結果であることを示している。

中国に第2のジョブズ氏が出現しないのは、中国の「特殊な事情」と大いに関係がある。こうした現状を改善したいのであれば、まず市場に溢れるコピー商品を一掃しなければならない。政府は企業のイノベーションをサポートし、奨励するシステムを構築すべきなのだ。次に、不動産業などの投機的な市場の収益増大を食い止め、企業の投機的な目的による資本運営を止めさせることが肝心である。また、知的財産権を保護するための厳格な制度を構築し、コピー商品の製造者を撃退し、健全な市場競争を促進していかなければならない。

もちろん、一国の富を上回る私的な富を持つようになったアップル社は、ただ単に市場の成長に乗っかって成功した訳ではない。同業他社があまたひしめく中で、アップル社は、その先見性や製品イノベーション能力を武器に、業界の勝ち組の中でも最高峰の地位を築き上げたのである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月8日

 

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