年次大会に出席した包鋼稀土(グループ)高科技股分有限公司の李忠副総経理は、中国のレアアース業界の戦略的産業転換による成長に伴い、今後、中国レアアース業界を外需型から内需型に転換していくだろうと述べている。「安定供給という基盤の上に(中国国内)業界トップが、業界下流に対し巨大な潜在的精密加工分野への発展に向け集中して努力することが、今後のレアアース業界の核となる勝ち抜きのための強みとなるだろう。」
李忠氏によれば、2010年中国レアアースの消費量は合計8.7万トンで、2006年比38.5%の増加だ。うち、通常の消費量は3.32万トンで2006年比でわずか3.7%しか増加していないのに比べ、新材料分野では2010年レアアース消費量は5.38万トンに及び、2006年比で75%増加している。