財政面の奨励政策を受け、中国ドメスティックブランドの自動車メーカーがそろってエコカーの研究・開発への資金投入を増やしている。財政部のデータでは、現在まで、エコカー普及目録に組み入れられた独自ブランド車種はすでに252車種に達し、全体の59%を占めている。ドメスティックブランドのエコカーの総販売台数は130万台に達しており、エコカー総販売台数の36.5%を占めている。
業界関係者は、補助金支給基準の引き上げは一部の自動車メーカーが国のエコカー奨励政策の恩恵を受けることができなくなることを意味していると指摘している。しかし、これは、自動車メーカーが省エネ技術の研究・開発関連の資金投入を一層増やし、製品構造のグレードアップと合理化にさらに力を入れることを刺激する効果もあるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月19日