一部のメディアが報道するように、米経済誌「フォーブス」はこのほど「税負担苦痛指数ランキング」を発表し、中国大陸部を世界2位とした。これは果たして真実だろうか。このランキングは合理的なものだろうか。中国の現在の税負担水準をどのようにみるべきか。こうした問題をめぐり、学術関係者に取材を行った。
「フォーブス」の英語サイトと中国語サイトをみると、「このほど米『フォーブス』誌が発表した税負担苦痛指数ランキング」は見あたらないが、2009年に同誌が発表した同ランキングはみることができ、中国の税負担苦痛指数は159で、ランキングに名前の挙がった65カ国・地域の中で2位となっている。
同氏の編集部に問い合わせると、アレクサンドラ・タルティ氏から、フォーブルの最新の税負担苦痛指数は2009年に発表されたもので、今年はまだ同ランキングは発表していないとの回答が寄せられた。