ぜいたく品の需要の増加により、腕時計やアクセサリーの売れ行きが好調になっている。同銀行によると、中国は2011年上半期にフランスを追い抜き、世界第3位のスイス製腕時計の輸入国になった(輸入量は前年比49%増)。
中環(セントラル)等、高級ショッピングストリートの両側に腕時計の小売店が建ち並ぶ香港では、腕時計の輸入量が28%増加した。また中国が将来的に関税を引き下げれば、リシュモンやスウォッチ等の腕時計メーカーが利益を上げるだろう。
同銀行は、アクセサリー業界は腕時計業界を上回る好況が予想されるとした。中国人女性の消費能力が高まりつつあり、同業界が利益を得ると見られる。
同銀行によると、30~49歳の中国人女性数が、2009年に1億9700万人(全人口の17%弱)に達した。これらの女性はぜいたく品の消費意欲が強い。六福や周生生等の中国小売商、ティファニー等の世界的アクセサリー企業が、これらの女性を対象にサービスを展開している。
「人民網日本語版」2011年9月26日