中国、「十二・五」期にブロードバンドに巨額投資

中国、「十二・五」期にブロードバンドに巨額投資。

タグ: 中国ブロードバンド

発信時間: 2011-09-29 10:42:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「ブロードバンドネットワークのインフラをめぐる『十二五』プラン」の意見募集稿がこのほど完成し、工業情報化部の審査に回された。今年第4四半期(10-12月)に公布される見込みだ。同プランによると、第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)期間中、ブロードバンドネットワークのインフラ建設に累計1兆6千億元が投入され、うちブロードバンド接続のネットワーク事業に5700億元が投入される予定だ。また十二五のブロードバンド関連事業が順調に推進されることを確実にするため、同プランでは財税金融面での支援強化を含む5つの保障措置を制定した。「経済参考報」が伝えた。

▽ブロードバンドインフラに1兆6千億元

同プランの発展目標によると、十二五期間の末までにブロードバンド対応で、融合型の、遍在化した、安全で、グリーンなインターネットのインフラ施設の建設を進め、ブロードバンド新技術の広範囲での応用、ネットワーク構造の一層の最適化、ネットワークの総合的カバー率の大幅な水準上昇を目指す。うち有線のブロードバンド利用者は2倍にあたる2億5千万件、光ファイバー利用者は4千万件以上、第3世代移動通信規格(3G)利用者は3億5千万件に達することを目指す。また行政村の95%がブロードバンドに接続すること、農村地区の小中学校、図書館、福祉施設(福利院)、衛生サービスステーションなどの公共機関におけるネットカバー率を高めることを目指すという。

同プランに基づくと、十二五期間には1兆6千億元がブロードバンドインフラの建設に充てられ、うち5700億元がブロードバンド接続のネットワークに充てられる。ブロードバンドインフラの建設を通じて、中国のネットワーク規模が一層充実するようになり、十二五末にはブロードバンドの接続ポートが倍増して3億7千万ポートに達し、都市部の世帯を基本的にカバーするとともに、光ファイバーの利用世帯が2億世帯に増加する。3Gの基地局は115万カ所に達して、地級都市と県都都市とを切れ目なくカバーし、郷鎮や行政村の大部分にホットスポットが置かれるようになる。携帯電話の新規格LTEの事業がスタートする。無線LANホットスポットが公共エリアを基本的にカバーするようになり、ホットスポットの数は75万、アクセスポイントの数は400万を超えることになるという。

1   2   3    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。