人民元の大幅上昇で、米国は二流国家に?

人民元の大幅上昇で、米国は二流国家に?。 中国政府が独自な為替システムを主導する権利を維持する必要があり、周りの思うままにされたくないと思っている。米国の国会議員らの人民元切り上げを迫る行為は、人に害を与えるうえに自身の利益にもならず、米国を急速に二流国家にする…

タグ: 人民元切り上げ

発信時間: 2011-10-14 11:14:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

4. 数倍に上昇した人民元はどんどん海外に流れ、通貨で取得できる資源と資産を獲得する。中国が保有する海外資産は急速に日本を超え、世界一流になる。

5. 中国は日本と同じように、ゼロ金利貸付で海外投資を支援する。外国のために肉体を駆使してきた労働者は、銀行から融資を受けて世界に飛び出し、外国人を雇うオーナーになる。

6. 米国は経済強国としての威光を失い、恥辱とダメージを次々と受ける。米国のエンパイア・ステート・ビルディングと基幹産業が他人のものになる可能性もある。さらに、国会議事堂やホワイトハウスさえも、債務返済に充てなければならないかもしれない。

米国は1985年に日本円の切り上げを迫り、日本経済はこれが原因で崩壊したと見られているが、実際は逆だ。円切り上げ前と比べて、日本のGDPは1984年の1兆1800億ドルから2004年には4億7900万ドルに4倍に増加した。また海外資産は20倍近くになった。日本に対するときと同じやり方で中国に人民元切り上げを迫れば、欧米は急速に二流国家になるに違いない。(作者は中国商務部研究院の唐淳風研究員)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月13日

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