米国、輸出倍増狙い中日にTPP合意を迫る

米国、輸出倍増狙い中日にTPP合意を迫る。

タグ: 中日TPP

発信時間: 2011-11-10 17:01:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

TPPへの署名がなされれば、オバマ大統領が独自に進め、自ら署名した初めての国際貿易協定となり、1994年に米国がカナダ、メキシコとの間で調印し、発効した北米自由貿易協定(NAFTA)以来の、米国にとって大規模な貿易協定となる。米国のカーク通商代表によると、ホワイトハウスはTPPの規模を一層拡大する考えで、中国と日本に加盟を求めている。

カーク通商代表は先月、中国米国商会で「われわれがこの協定に調印する相手はわずか8つの経済体に過ぎない。米国とこのうち半数の国との間にはいずれも貿易合意があるからだ。われわれはTPPがAPECを構成する21の経済体との間の自由貿易協定に発展する可能性があると信じる」と述べた。TPPの合意が成立すれば、オバマ大統領が2015年をめどに輸出額を09年比倍増させるとの目標を達成するのを後押しすることになる。これはオバマ政権の貿易政策の中核的な内容だ。米国議会はこの10月に、オバマ大統領が提出した米国と韓国、コロンビア、パナマとの貿易協定の修正版をやっと可決したばかりだ。

米商務省がまとめた資料によると、昨年の米国と上記8カ国との二国間貿易額は総額1710億ドルだ。中国との二国間貿易額は4570億ドル、日本とは1810億ドル、韓国とは880億ドルに上る。

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