今年に入り、西安市における不動産取引量が急減している。その影響は、不動産業界で働く人々にも及んでいる。この不況にとりわけ敏感なのは、若くて美しく、魅力的な笑顔が絶えることのない人たちだ。女性不動産販売員である。
2009年は不動産物件が飛ぶように売れる年だった。この頃、ひとつの神話が彼女たちの間で広まっていた。一人の女性販売員が1日に8件の物件を売り、その日の稼ぎが1.2万元だったというのだ。しかし、それも今は昔。現在、彼女たちが得るのは基本給の1,200元だけだ。ジェットコースターのような給与の増減に、ある者は留まり、ある者は転身している。
成功者
「頑張りさえすれば、マンション半軒分は稼げた」