転身する人々
「月収1200元じゃ暮せない。だから化粧品販売員になった」
呉暁倩さんは今、化粧品販売員をしている。仕事が忙しいため、電話での取材となった。
彼女は不動産販売業務を3年続けた。入社した当時の2009年初頭は、毎月5,000~6,000元稼いでいた。最も稼いだ月は8,000元になった。しかし今年に入って収入は激減。「基本給は1,200元。物件が売れなかったらコミッションもゼロだから、食べるのにも困ってしまう。」
「今は化粧品販売をしているけど、不動産販売員の友人とは常に連絡を取っている。不動産市場が上向けば、またあの業界に戻るつもり。結局、市場さえ良くなれば、不動産販売は化粧品を売るより全然儲かるんだから」と、呉さんは締めくくった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月11日