中国のWTO加盟から10年、10大産業の変化

中国のWTO加盟から10年、10大産業の変化。

タグ: 中国WTO加盟10年

発信時間: 2011-12-13 17:36:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

銀行業:大改革

過去10年間は中国銀行業大改革の10年間で、その競争力が急増した10年間でもある。2003年より、中国の銀行業は大規模な改革を実施した。中国建設銀行、中国銀行、中国工商銀行は一連の国家投資、不良資産の剥離、株式制度改革を通じ、戦略的投資家を引きつけ、相次いで上場に成功した。当初、「10年後、外資系銀行が中国市場に占めるシェアが10-15%に達する」という悲観的な予想があった。しかし現在は同数値が2%未満となっている。資産規模を見ると、中国の銀行業は世界有数の地位を占めているが、外資系銀行と比較すると、依然として大きな差が存在する。

日用化学品:外国ブランドの包囲網

日用化学品は、WTO加盟後に最大の打撃をこうむった業界と見られる。2004年に中国の化粧品市場が急成長を開始し、2009年に中国化粧品の売上高が1400億元(約1兆6800億円)を超えた。WTO加盟から10年で、中国は世界第3の化粧品販売市場となった。しかし同市場の急拡大の裏側で、中国ブランドは外国ブランドの包囲網に苦しめられた。大宝、小護士、紫羅蘭等の中国ブランドが外資に買収され、全面的な敗北に追い込まれつつある。

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