分かりやすく言うと、仕事を終えたら携帯を取り出し、ショートメールを送る。家に帰って蛇口をひねると、すぐに温水が出る状態になっている。天気が悪い時などは、離れた場所から補助加熱機能をオンにすればよい。いつでも、簡単に、エコな温水供給ができるというわけだ。
中国の他の多くの分野と違って、物聯網の太陽エネルギーに対する応用は、世界でもトップクラスにある。世界で初めてとなる物聯網太陽エネルギープロジェクトが、物聯網発祥の地である無錫で建設中であり、太陽光発電業界の大手「四季沐歌」社が受注している。
同社のプロジェクト責任者の話では「物聯網の技術は、家庭用の太陽光温水器に応用できるだけでなく、将来的には太陽エネルギーシステムを構築することで都市全体の温水供給を確保できるようになる。