写真は日本共同社より。
三洋電機の親会社のパナソニックが12月7日、全製品のブランド名称をパナソニックに統一すると発表すると、三洋ブランドの中国での存亡が各界の注目を集めた。三洋電機の100%子会社、三洋電子(東莞)有限公司の公式サイトを14日閲覧したところ、パナソニックの商標が目立つ位置に表示されていた。これは三洋ブランドの中国での放棄を示すものかもしれない。京華時報が報じた。
パナソニックの広報担当者は先週水曜日、「当社は三洋傘下の全事業を管理し、個別市場を除く世界市場で、三洋製品のマークをパナソニックに統一していく」と表明した。パナソニックは、中国での三洋ブランドの放棄については触れなかった。しかし比較的早期に中国市場に進出し、堅固な基礎を築いているはずの三洋製品が、近年の業績不振にあえいでいるのも事実である。