うそその4:中国はインターネットでハッカーを利用して情報を窃取している
米国紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は21日、一群の中国人ハッカーが米商工会議所のサイトをサイバー攻撃したと報道した。矛先を中国に向けた理由として、内情に詳しいある人物が「米国政府関係者は、このたびのサイバー攻撃の黒幕機関は中国政府と関係があると考えている」と述べたことを挙げる。これはよく耳にする言い方ではないだろうか。これは今年に入ってから西側メディアに何度となく現れている使い古された言い方であり、西側メディアはこうした言い方をいまだに喜んでする。サイバー攻撃は世界がともに直面する問題であり、ハッカーのいない国はなく、ハッカーの攻撃を免れうる国もない。確実な証拠もなく、サイバー攻撃を受けるとすぐに中国政府や中国軍と関連づける姿勢は極めて異常なものであり、問題の解決には助けにならない。中国は法律でサイバー攻撃を禁止しており、中国自身がサイバー攻撃の最大の被害者でもある。中国政府は一貫して責任ある態度で国際協力に参与し、ネットワーク犯罪の摘発に努めている。