2012年中国経済の見通し

2012年中国経済の見通し。 2011年が幕を閉じた。国際金融危機が再び勃発し、国内経済の運営が複雑化する中でも、中国経済は総体的に良好な成長を続けている。2012年が幕を開けた。2012年の中国経済はどのような課題に直面し、どのような対応を取るべきか?また、中国経済はどのような成長軌道をたどるのだろうか…

タグ: 中国経済

発信時間: 2012-01-06 16:41:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「安定維持」は2012年中国経済政策の基本方針に

複雑で厳しい状況に直面し、先般開催された中央経済活動会議は「穏中求進(安定を保ちつつ経済成長を促す)」を2012年の経済・社会成長における基調とした。同会議では、「安定的なマクロ経済政策の維持」、「経済の安定したやや速い成長の維持」、「物価水準の安定維持」、「社会の大局の安定維持」が提起された。

「内外の経済情勢に大きな変動がなければ、中国のマクロ政策の大筋を調整することはない」。中央財政経済指導者チーム弁公室の楊偉民副主任は、2011年の経済運営は良好だったとし、2012年は政策の方向性を変える必要はないとの見方を示した。

経済学界は、2011年の経済成長率を9%以上と予測している。上昇を続けていた消費者物価指数(CPI)も低下傾向をたどっており、2012年の経済成長によい条件を与えている。

多くのエコノミストや予測機関が、2012年の経済成長率を8%以上と予測。中国社会科学院は「経済白書」の中で、世界経済に著しい悪化がなく、国内で深刻な自然災害が発生しなければ、中国の経済成長率は8.9%に達し、CPI上昇率は4.6%にとどまるとした。

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