工業情報化部は1月4日、同部の公式ホームページで、「工業固体廃棄物の総合利用に関する第12次5カ年計画」(以下、「計画」)を発表した。省エネ・エコ産業の三大セクターの一つである資源総合利用産業が第12次5カ年計画を発表するのはこれが初めてである。
「計画」は、2015年までに、工業の固体廃棄物の年間総合利用量を16億トン、年間生産額を5000億元、総合利用率を50%にすると明記。第12次5カ年計画中における固体廃棄物の総合利用量を累計で70億トンにするとした。
「計画」は、「工業の固体廃棄物がカバーする分野は多い。現在の状況をみると、選鉱くず、石炭灰、鉄鋼、非鉄金属くず、この4大領域の大規模化が進んでおり、年間生産額5000億元を達成するには、これらの領域の貢献が必要である」と分析した。