また、邵琪偉局長は、「鉄道、高速道路、空運、海運などインフラを拡大し、ホテル、観光地などサービス施設の建設を速めるために、観光への投資を引き続き増やし、観光消費の急成長を牽引していく」と述べた。
中国は都市化の進行と社会保障体制の整備により、中所得者層が拡大し、観光が大衆化されつつある。今後は、高齢者、若者、学生、農民など観光の消費者層も拡大していく見通しである。
調べによると、国家観光局は香港への「個人旅行」の拡大や広東省住人に対する「マルチビザ」政策の適用を推し進める予定である。そのほか、マカオ世界観光レジャーセンターの建設をサポートするなど、香港、マカオと協力して観光業の発展を目指すとしている。中国は今後、香港、マカオ、台湾の観光部門との協力を強化し、クレーム対応能力や観光の安全性向上を図り、協力して観光市場の秩序を維持していく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月13日