中国・日本・米国 それぞれの戦略的石油備蓄体制は?

中国・日本・米国 それぞれの戦略的石油備蓄体制は?。 一国のエネルギー戦略において、石油の戦略的備蓄量は大きな要となる。現在、アメリカと日本の戦略的石油備蓄量は約150日分に達す。石油備蓄体制の整備において、中国は欧米諸国や日本などを参考にすることができる。日本とアメリカの備蓄体制に共通しているのは…

タグ: 石油輸入 備蓄体制 日本 中国 石油自給能力

発信時間: 2012-01-30 09:48:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

また、中国は2020年をめどに、約5億バレル、輸入量にして約90日分相当の石油備蓄量まで増やすプロジェクトを進めており、達成した暁には中国の戦略的石油備蓄量は世界2位に躍り出る。

しかし、それでも中国のエネルギーの対外依存度は益々高まっており、エネルギーのリスクは中国の健全な経済成長に大きなマイナス要因の一つとなっている。

アモイ(廈門)大学・エネルギー経済研究センターの林伯強教授は、「現在、中国の石油自給能力は壁に突き当たっているが、一方で石油の輸入量は急激に増えている」と指摘した。2003年から1年あたり約3000万トンのペースで増加しているという。

また、中国の石油輸入の大きな特徴は輸入国が極端に集中していることであり、中東とアフリカが主である。そのため、これらの地域で戦争や動乱が起これば、石油の供給はたちまちストップしてしまい、中国の経済は莫大な損害を受けることになる。

 

他山の石

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