中国、国内航空会社のEU域内排出量取引制度への参与を禁止
中国、国内航空会社のEU域内排出量取引制度への参与を禁止。 EUは1月1日から域内で離着陸する国際線に対する二酸化炭素の排出規制を実施。中国、米国、ロシア、カナダ、インドなど少なくとも26カ国が強く反対したが、EUは強硬な姿勢を続け、「支払いを長期拒否する航空会社については飛行を禁じる」と威嚇までした…
タグ： 航空会社 EU 排出量取引制度 貿易戦争 国際民間航空
発信時間： 2012-02-06 11:35:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国務院の承認事項によると、中国民用航空局はこのほど、各航空会社に政府当局の許可を得ていない中国本土の貨物航空会社が欧州連合（EU）域内排出量取引制度に参与することを禁止する通知を出した。また、これにより貨物航空会社が輸送費を引き上げたり、徴収項目を増やしたりする行為も禁止した。
中国民用航空局の責任者は6日、「EUが一方的に司法制度を構築し、EUに出入りする国際線の温室ガス排出量をEU域内排出量取引制度に組み入れることは、『国連気候変動枠組条約』と国際民間航空機関の原則と規定に反するものだ」と主張。また、中国側はこれまでにも、さまざまな方法でEUに何度も考えを伝え、EUに出入りする外国の航空機を排出量取引制度に組み入れることを反対し、気候変動交渉や国際民間航空機関の多国間枠組みのもとで十分な話し合いを行って問題を解決することを主張している。
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