現在、インターネットの分野で、日本は世界を驚愕させるようなものをつくり出せておらず、中国に及ばない部分もあるほどだ。
インターネット分野は今、世界的な大手ブランド、特にアップルやグーグルなどのモバイルインターネット勢力が引っ張っている。日本の電子業界はこれらの世界大手の前では全く精彩を欠いているのだ。2009年、日本の9大ブランドの収益はサムスンに及ばず、アップルとは比べ物にもならないほどだった。世界のIT産業の成長の中心はハードウェアからインターネットとソフトウェアへと移行している。
数日前、新たに就任したソニーの社長兼最高経営責任者(CEO)の平井一夫氏の一言は日本企業全体の不安を代弁しているようだった。「改革は厳しく痛みを伴う。しかし、それでも進まなければいけない。もう迷っている時間はないのだ」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月10日