雲南文山で漢方薬を販売する関係者によると、特に水不足が深刻で、三七人参は苗も育たず、農家は成す術もなく天に運命を任せるしかなかった。そのため、三七人参の生産量は極端に減少した。
雲南省薬材商会の責任者は、「生産量の大幅な減少は、漢方薬の薬種の価格にダイレクトに影響する」と指摘。データによると、市場では約80%の薬種が高騰しており、1年間あたり平均して30%ほど価格が上昇している。
雲南省薬材商会は、「雲南省の干ばつがこのまま続けば、漢方薬の供給不足も続き、価格も絶え間なく上がる」と見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月20日