内需減退 中国政府政策調整観測が強まる
内需減退 中国政府政策調整観測が強まる。
タグ： 中国輸入伸び鈍化
発信時間： 2012-04-11 15:43:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
輸入の伸び鈍化は想定外
統計によると、３月の中国の輸入の伸びは１－２月の伸び率７．７％を下回った。
中国国際経済交流センターの王軍研究員は、「市場の予想に反して３月に貿易黒字となった主な原因は、輸入の伸び鈍化という想定外の動きがあったため。特に３月のエネルギーと国際大口商品価格がともに低下した状況下でのことで、国内投資と消費の減退が示されている」と話した。
申銀万国の李慧勇チーフマクロエコノミストは、「受注減少と受注見通しの不透明さが、３月の輸入が予想を下回るという結果につながった」と述べた。
商務部研究院対外貿易研究部の李建主任は、昨年下半期以降、政府のマクロ調整関連の不動産分野などの大型投資プロジェクト規制の効果が第１四半期に現れ始めたことにより、大口商品輸入価格が低下する中でも国内投資が減退し、国内需要もいくらか減少した。これらが輸入の伸び鈍化につながったと見ている。
統計によると、輸入商品の中で、鉄鉱石の第１四半期の輸入量は１億９０００万トンで６％増、輸入平均価格は１トン当たり１３７．１ドルで１３．４％低下。大豆の輸入量は１３３３万トンで２１．６％増、輸入平均価格は１トン当たり５２５．７ドルで８．２％低下した。
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